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大学で心理学を学びながらスポーツメンタルコーチを目指す学生。 シンプルが一番。難しくさせているのは自分。

ムードメーカーはシシ神様

 

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1月2日の夜に放送されたとんねるずプロスポーツ選手との対決を行う番組の中で野球対決をしていた。

 

とんねるずと対する選手は中田翔選手、坂本勇人選手、山田哲人選手、前田健太選手という活躍した選手たち。

 

プロ選手だから打ってくれるだろうという期待は捨てられない。

けど私が、というかこの番組を観ていた視聴者は対抗するこれらの選手よりもとんねるずチームにいた杉谷拳士選手の方が印象に残っているだろう。

 

 

この人本当にプロ野球選手?と疑ってしまうほどのハイテンションで先輩に対してもすごい大口たたく、お笑いもできてしまう杉谷選手。

 

でもこういう選手ってチームのムードメーカーのような存在になってるんですよね。

 

 

 

 

 

 

ムードメーカーという存在

 

 

どんなチームにも仲間の中にもその人の機嫌や声掛けで空気が変わるという人がいると思う。

 

主にそういう人はまとめ役などに抜擢されやすい。

なぜならこういう人は周りの空気を察するのがうまい。

 

ギャグを言うにしても、真剣なことを言うにしても、ちょっと声をかけるだけでも

言うべきタイミングを知っている。

その場の雰囲気や周りの人たちをよく見ている。

 

その場を見る、人を見るという能力は非常に重要になる。

試合中、相手のテクニックを盗む時も

練習中、仲間の体調の変化に気付くときも

人をよく見ていないと気付けないことである。

 

 

杉谷選手はきっとその目がある。

と私は考える。

 

とんねるずチームの勝利要因

 

テレビ的におもしろくなるから大口たたいていたという可能性もあるが、坂本勇人選手擁するチームを翻弄し、とんねるずチームを勝利に導いたという見方もできる。

 

実際杉谷選手は先輩である中田翔選手に向かって呼び捨てで呼び出し、髪の毛を刈り取ってやると言ったり、打席に立った前田健太選手に「もうアウト決定だから早めに終わらせて」などと選手をあおっていた。

そしてあおられた選手たちは打てずに打席を去る際、「くっそおおお」と悔しがる。

 

 

後輩にあおられて、ばかにされたように言われて、結局打てず。で終わればプライドがずたずたになる。

 

 

この精神的な崩れが勝利の要因の1つかと考えられる。

 

 

集中すべきは

 

 

どうにかしていいところを見せたい!

とか

打たなければならない

とかを考えていると余計に力が入る。

 

 

勝ちたいならば勝ちたいことを忘れるべきである。

勝利にばかり目を向けすぎるとパワープレーになったり、あと何点で逆転できると思うことで心に余裕がなくなる。

 

勝利するには自分のパフォーマンスに全力を注ぐ。

自分のやるべきこと、前回の修正点、自分の癖など意識しなければいけない箇所は多くあるはずだ。

それに加えて試合中に観客や他者の言動を気にしてプレーすることは欲張りだ。

みんなに感動してもらえるような、とか尊敬してもらえるような、とか考えずに自分がやることに全力で行っていれば、自然と人は心から感動させられる。

だからまずは自分のプレー。

 

 

それを妨害したのが杉谷選手であったと私は考える。

このことに関しては杉谷選手は天晴である。

 

 

 

しかし実際の試合で杉谷選手のように相手選手に罵声や野次は飛ばせない。

それがスポーツマンシップだからだ。

 

 

まとめ

 

ムードメーカーは一言で仲間を救うことも、ダメにすることもできる。

シシ神様みたいな存在。

 

チームの中ではそういう存在が必要になってくる。

チームの中心やキャプテンとして大きな役割を担うかもしれないが、その人がいつも調子がいいとは限らない。そりゃ人間だからお腹も減る。

 

そういう時でも動ける仲間、どんどん伸びていこうとする仲間がいることでチーム全体が沈まずにいられる。

 

「急にこんなこと言って後でみんなに笑われる」とか気にしている時間はない。

本気で勝つことを望んでいるんだから言ったっていいでしょうが。

勝つために必要だと思ったんだ。

 

それを言わずに知らないふり、見ないふりをしている人たちに言われたくない。

 

 

 

スポーツメンタルコーチ 泉圭織