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大学で心理学を学びながらスポーツメンタルコーチを目指す学生。 シンプルが一番。難しくさせているのは自分。

成績を残すためには技術面か?メンタル面か?

 

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ゴルフはメンタルスポーツと言われている。

数日かけて行われる大会でコンディション調整も必要だが

他の選手が一気にスコアを伸ばしてきていることやまったく調子が上がらない選手がいることが気になって自分の調子も狂いそうになる。

 

 

それはゴルフはもちろん、他競技でも言える。

メンタルを必要としないスポーツはない。

競技者はいつも人間で心のない人間はいないからだ。

 

 

日本にはまだまだメンタル強化についてに指導や知識の普及が不十分。

韓国のゴルフ界では代表選手を育てるために技術面のトレーニングとメンタル面の指導などを幼少期から行い、選手を育てているという。

今や競技だけを一生懸命していれば勝てるということはなくなってきたようだ。

今回は今までと異なった練習法を取り入れている韓国、中国についてまとめていく。

 

 

 

 

メンタル面強化のための講義を受ける韓国代表ゴルフ選手

 

 

大韓ゴルフ協会副会長のキム・ドンウクさんは選手が海外で活躍できないのは、「初心」、「孝心」、「忍耐心」がないからだという。

 

 

ここからは私の意見。

 

まず「初心」とはあの「初心忘れるべからず」の初心だろう。

慣れてきたからと調子にのって緊張感がなくなってしまっては決めたいときに決められない。

常にとは言わないが初めてなにか行った時の気持ちや心情は忘れずに取り組めば、そう簡単には迷わない。

 

競技を始めるとたくさんの知識が身について、理屈もわかってくる。

けれど考え込んでしまった時、身についた知識を駆使しやってみてもうまくいかないという皮肉にも知識に頼って複雑に迷うことがある。

 

答えはもっとシンプル。

初めてできた時、初めて勝った時の気持ちはどうだったか。

答えはいつも自分の中にある。

 

 

 

次に「孝心」とは親孝行する気持ち。

ご両親や家族を大切にしない人はきっと競技でも不安定。

心理学的に言うと家族とは自分が生まれて初めて触れる社会的集団。

その集団で信頼や愛情などが築かれないとその築き方を知らないまま社会生活を行うことになる。

だから集団に入ってもなにか寂しくなったり、孤独だと感じるようになる。

人間、孤独だと弱くなってしまう。

 

もし信頼や愛情が築かれなかった家庭だったなら、今築けばいい。

人間関係の源は家族にあるからね。

 

 

 

次に「忍耐心」とは耐えられる心という意味だろう。

きついからもうやめる。

苦しいから嫌だ。

という人たちは心に素直な人たち。

きついこと、嫌なことを無理に続ける必要はない。

だって心がすさんでしまうから。

 

きつい、けどうまくなりたい。

嫌だ、と思うけどできるようになりたい。

 

きっとそれをやり遂げたあとの成長した自分をイメージしてやっているから耐えられるんだろう。

できる人というのは今やることを知り、その後得られるもの、身につくものまでをイメージできる人。

 

 

 

 

キム・ドンウクさんはこの3つを個人の動機付けだという。

それとは別の集団の動機付けには「組織的なマインド」を合宿時に講義として選手に身につけさせる。

 

「組織的なマインド」とは

国家観、代表選手としての姿勢、集団生活の基本、所属観、連帯感、自負心のこと。

そのために講義には英語、インタビュー取材の対応の仕方、エチケットなど試合に臨む選手が自分のパフォーマンスを最大限発揮されるように試合以外の知識までつける。

これは大切なことで、もし試合以外のことで不安要素(英語をうまく話せない、生活・文化・食など異なった海外で体調を崩しそうなど)が気になって練習に集中できないのならば早めに対処すべきである。

準備とは最低限やるのはなく、最高の準備にする。

これを韓国の代表選手は取り入れることで韓国ゴルフ界の成長を期待してる。

 

the-ans.jp

 

 

中国・卓球選手の指導法

 

これは大学の先生から伺った話。

卓球が国技とも言える中国では優秀な選手に育て上げるためにあるトレーニングをしているという。

 

それが失敗する練習である。

自分がどんな力加減にするとボールが外れるか、

どんなふうにするとアウトになるのかなどとにかく成功する練習ではなく失敗する練習をするという。

 

今までとは異なる練習法である。

成功をただ繰り返していればいいという法則は通用しなくなったようだ。

だから逆転を発想をついたのだ。さすが中国。

 

 

自分の失敗を学べば本番で

「なんで今ミスしたの?」

となる場面が減る。

練習でミスする方法を学んだから。

そうするとだいたい自分の予想の範囲内で試合が進むようになる。

「この先なにが起こるかわからない」という未知な不安がなくなる。

不安が減るというのは精神的にとても安定していると言える。

メンタルの安定。

 

 

まとめ

 

選手にとってトレーニングを重視すべきか、メンタル面の安定を重視すべきか。

どちらも疎かにはしたくない。

ただトレーニングをし技術面を高めて、それを発揮するためのメンタルが整っていなければ最高のパフォーマンスは生まれないということ。

 

メンタルの安定にはまず自分自身を知ることから始めたい。

それについては別の記事で。

 

 

スポーツメンタルコーチ 泉圭織