大学で心理学を学びながらスポーツメンタルコーチを目指す学生。 シンプルが一番。難しくさせているのは自分。

【漫画・宇宙兄弟の言葉より】迷った時は原点に返ってみる

 

 

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今はやりたいことがたくさんあって困っているくらいだが、以前はやりたいことなんてなかった。

だから大学じゃなくて就職しようと思っていたが改めて自分はなにがしたいんだろうと考えた時やっぱり心理学は捨てられないと思った。

そしてそれを後押ししてくれたのが漫画「宇宙兄弟」だった。

 

 

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)

 

 

 

 

 

やりたいことが見つからない人へ

 

 

「将来の夢ってどうやって決めたの?」

 

宇宙飛行士訓練生として日本からヒューストンへ旅立つ前日。

北村絵名は実家へ戻っていた。

その夜家族で夕食を食べ終えた後、家を出た。

駅までの見送りに妹のケイが一緒に夜道を歩いていた。

 

19歳のケイは将来自分がなにをしたいのかいまいちわからない、と姉の絵名に打ち明ける。

 

 

 

その答えに絵名は

 

 

 

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 〈引用・小山宙哉 「宇宙兄弟」10巻〉

 

 

 「「できるようになりたいこと」ならどうよ?」

 

 

 

 

 

 

例えば料理がもっとうまくなりたいとか、歌がもっとうまく歌えるようになりたいとか、フランス語が話せるようになりたいとか。

自分ができるようになりたいからやる。

とてもシンプルな考えだった。

 

 

きっと聞き方の問題。

「やりたいことは?」

じゃなくて

「できるようになりたいことは?」

の方が選択肢が広がる。

 

 

 

そうやって捉えるとやりたいことが多くなって困ってしまったが。

 

 

 

進むか、あきらめるか迷っている人へ

 

 

宇宙飛行士訓練生として主人公の難波六太(ムッタ)たちは日本からヒューストンへ飛んだ。

その訓練の初めてのミッションはだだっ広い荒野をひたすらゴールまで歩き続けるキャンプだった。

 

チーム全員でのゴール、重い荷物、気温、危険生物との遭遇など、道を教えてくれるために帯同している教官はいるものの緊急事態ではない限り助けない。

また進歩状況は順位づけられ、ムッタチームは最後尾にいた。

 

 

 

そんな中ムッタは高熱をだし、ふらふらになってしまった。

 

周囲のメンバーはムッタの体を考慮しここでリタイアしてもいいと言うがここで諦めればムッタだけでなく他のメンバーの評価も下がりかねない。

 

だが先に進むとなると具合の悪いムッタを連れながら順位を上げるとなると厳しい。

迷惑をかけていたのはわかっていた。

 

 

 

そしてムッタが出した決断は、

進むことだった。

 

重い荷物はメンバーが手分けして持つこととなった。自分の荷物でさえも重たいはずなのに。

ふらふらのムッタは歩くことだけに力を尽くせばいい。

そのありがたさにムッタは心の中でこのようなことを静かに思っていた。

 

 

 

 

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「1位と最下位との差なんて大したことねーんだよ

 

 

 

 

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 〈引用・小山宙哉 「宇宙兄弟」11巻〉

 

ゴールすることとしないことの差に比べりゃ」

 

 

 

 

 

 

受験だって合格してしまえばみんな晴れて合格者だ。そこに順位は関係ない。

決勝トーナメント進出してしまえばみんな優勝を目指せる。予選リーグの順位は関係ない。

途中で諦めてしまった人とやり遂げた人との差は大きく開く。

だったら最後までやり遂げたい。悔いは残したくない。

 

 

 

失敗が怖い人へ

 

 

成功者を見ていると羨ましいと思うのは当然。

自分も成功したいし、挫折とか失敗なんて縁を切りたいくらい順調にいきたい。

 

…しかし失敗した場合どうしようか。

失敗することも十分あり得る。

そう考えると不安になる。

 

 

けどね、

 

 

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 〈引用・小山宙哉 「宇宙兄弟」11巻〉

 

 

「本気の失敗には価値がある」

 

 

 

 

 

自分の今の実力を十分に尽くし、思いを込めたものならば失敗したとしてもその失敗には大きな価値がある。

本気で取り組んだ人にしか見えないその先がある。

 

失敗しても、成功しても

まずは今できることに全力を尽くすこと。

そうムッタは思っただろう。

 

 

 

どちらかを選ばなければいけないと悩んでいる人へ

 

ムッタは小学生のころ近くに住んでいた天文学者シャロンの家によく遊びに行った。

シャロンから星のこと、宇宙の話だけでなくトランペットやピアノなどの楽器の演奏も教えてもらい、ムッタの心の中の世界がぐんっと広がり宇宙飛行士を目指すきっかけとなった人でもあった。

 

そのシャロンがある時どちらかを選ばなけらばいけないと小学生のムッタが頭を抱えていた時こう声をかけた。

 

 

 

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「迷った時はね「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ

 

 

 

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 〈引用・小山宙哉 「宇宙兄弟」5巻〉

 

 

「「どっちが楽しいか」で決めなさい」

 

 

 

 

 

 

 

決断はいつも不安と隣合わせだ。

どちらにもメリット、デメリットがある。

けど選ばなけらばいけない。

 

そんな時選んだ後に自分が「楽しくできるか」を基準に考えてみる。

落ち込むことがあっても、気分がのらない時でも、それをすることで楽しくなる。

楽しいからずっとやっていても飽きない。

意識して続けているんじゃない。

日常生活に自然と入り込んでいるから続いているようになる。

それは驚くほど心が楽になって、豊かになる。

 

その決断は色褪せない決断になる。

 

 

 

 

まとめ

 

宇宙兄弟は私の進路を決める大きなきっかけとなった。

それを今回紹介したかった。

 

宇宙と心理学なんてまったく関係のないジャンルだったのにも関わらず、漫画の中には多くの名言、名シーンがあって私の心に残っている。

その言葉やシーンに多くの幅広い読者の心にも響いているから人気漫画なんだろう。

ただ宇宙飛行士になる漫画ではない。

複雑に考えすぎた私たちの思考をふっとほどいてくれる漫画としてこれからも続く。

 

 

 

スポーツメンタルコーチ 泉圭織

 

 

 

宇宙兄弟 コミック 1-28巻セット (モーニング KC)

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